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口頭

土岐花崗岩中の変質部及び断層部を対象とした微量元素の挙動

荒井 祐介*; 本多 照幸*; 岩月 輝希; 野村 雅夫*

no journal, , 

原子力発電により発生する長半減期核種と化学的性質が類似している天然類似元素(ランタノイド元素)について、土岐花崗岩中の変質部及び断層部での存在形態の調査を行った。その結果、変質部ではおもに酸化物態、断層部では、おもに炭酸塩・イオン交換態の鉱物相にランタノイド元素が認められた。また、イオン半径の小さい重ランタノイド元素が選択的に粘土鉱物,炭酸塩鉱物に、イオン半径が大きい軽ランタノイド元素ほど硫化物態やリン酸塩態鉱物に取り込まれている傾向があることが確認された。以上のことから、長半減期核種が溶出した場合、花崗岩中の変質部及び断層部に地下水と鉱物間の変質作用により普遍的に生成する二次鉱物である炭酸塩鉱物や粘土鉱物、黄鉄鉱、酸化物態の含鉄鉱物等に取り込まれることにより、その移行が遅延される可能性があると考えられた。

口頭

北海道幌延地域のボーリングコアの全岩化学組成に基づくナチュラルアナログ研究

村上 拓馬; 水野 崇

no journal, , 

本研究は、高レベル放射性廃棄物に含まれるマイナーアクチニドのアナログ元素となる希土類元素(REE)とU, Thについて、空間的な分布や地質学的な時間スケールでの挙動を把握することを目的として実施した。北海道幌延地域で採取された深層ボーリング岩石コアの主要元素, REE, U及びThの濃度データについて主成分分析を行い、各濃度の変動要因を推定した。その結果、幌延地域の堆積岩の化学組成を決定している主な要因として、主要な構成鉱物,炭酸塩鉱物,珪藻殻の3つが抽出できた。このことから、REEやThが主要な構成鉱物とともに分布することが示唆された。特に、REEはそのパターンが各試料でほぼ同一パターンであることから、長期的に顕著な移動がなかったことが示唆された。

口頭

放射性セシウムの環境動態研究の現状; 福島長期環境動態研究(F-TRACE)プロジェクトについて

新里 忠史; 大山 卓也; 舟木 泰智; 北村 哲浩

no journal, , 

福島県内に残存する事故由来の放射性物質のうち、事故から2年以上経過した現在、空間線量率を支配しているのは放射性セシウムである。Cs-134の半減期は約2年と短いものの、Cs-137の半減期は約30年と長いことから、今後長期にわたり放射線による健康影響に注視する必要がある。一方で放射線による人への健康影響を減らすには、環境中における放射性セシウムの濃度を低下させるとともに、その汚染経路を取り除くか縮小させる必要がある。それには、放射性セシウムの移動挙動や現在の分布を明らかにするとともに、将来の分布を予測することが必要である。原子力機構福島環境安全センターでは、数年から数十年以上の期間を対象として、実際に生じている移動プロセスに基づいたモデル化と数値解析により、現在から将来にわたる放射性セシウムの時空間分布を予測し、それら予測結果を踏まえた被ばく線量の予測評価にかかわる「福島長期環境動態研究(F-TRACE)プロジェクト」を実施している。本報告では、同プロジェクトにおける現地調査と数値解析の現状を報告する。

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